先週の確認作業で細かい所がGS 1000とは異なるのが判明、#1&#2及び#3&#4番間の
冷却通路の大きさがGS 750が広くなってまして、そこ以外でも厚い所も有れば意外と薄い所も有り
全体のの強度を確保して考えてライナー外径を決定した所ライナー外径78.0mmに決定します
ピストンは73.0mmで作りますので、後1.0mmの余裕を残します
左GS750 右GS1000のピストン
ストロークが延びた分GS1000のスカートが短くなってます、と伝統のスカートのカジリ
刀の1100まで悩まされた所です、当然バルブサイズも異なり燃焼室容積も異なります
これらの実測値を元に作りましたサンプル、11.5:1仕様
これで完成したも同様です
そして色んな噂が飛び交いました当時のピストン、筑波にて生き証人そのⅡを確保しました
言わずとしれたビトーのおぢさん、当時アメリカをツーリング中におやじさんに捕まり手伝いの日々
によりますと、ベースのピストンはモリワキさんのZ1用Lの二本リング平頭をGS用に加工
ピンハイトが低くラウンドが稼げ無いのでモリワキさんお得意の二本リング仕様が具合が良かった訳です
ピン径の違いはコンロッド小端部をリーマーにて17mmに拡大加工との事
その平頭とは?
頭の形状を自由に作る事ができる、いわば半完成品ですが、これは此れで各部の変形を生じ
ピストンとしては不完全な物にしかなりませんが、無い物は致し方あるまいの時代です
圧縮は11.5:1/12:1/とそれ以上が存在したらしいです
貴重な生き証人そのⅡ、ビトーのおぢさんの証言でした、
ビトーのおぢさん来年遊びに行きますね、GS944で!
と白黒付いた所でなにがなんでも一肌脱いで貰わなくては行けない人
その旨連絡を入れましたら喜んで来て頂きました
当時のプロフィールでは無く、今ヨシムラの持てる現代の技術での結晶のカムを作る事を快諾頂きました
不二雄さんにもスズキとの思い出のGS944、やる気満々ですので頑張って頂きますよ
詳細は今後詰めますので皆さん期待してて下さいね!場合によってはST-Ⅱが出来るかも?