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2019/12/04 (Wed) Z2 69mm 10:1仕様
2019/11/29 (Fri) 工具の再生
2019/11/27 (Wed) シリンダー加工

昨日のZ2 69mmピストンの相方、エンジンはフレームに載ってる状態での組み替えとの事ですので当然クランクケースの

ボーリング加工も無しの前提で進めます、まずピストンの仕様から

シリンダーヘッドは面研されて無いか(高さ測定)バルブはノーマルか(ノギス測定)バルブステム削って無いか(ノギス測定)

以上の事を電話で問診?(確認)、を前提にしまして燃焼室容積 35.0cc基準で行きます、この燃焼室容積が測れる場合

かなり正確な物で無いとそれなりの誤差が生じます、プラッスチックの注射器は駄目と思ってください、私のガラスの注射器も

ピーユレットに比較して誤差があります、その誤差を修正して使い今のやり方で詰めていきますと圧縮比(容積比で)

プラス、マイナス 0.1で合わせられます、たまにピッタリ合うのもあります

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次はシリンダー、ケース無加工ですのでケース干渉しないで収まるライナー外径に加工し直します、松のマーキング消えます

シリンダーとライナーもしっかりした圧入交差を付けてやらないとノーマルのゼロゼロ、ユルユルでは意味がありません

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仕上がり後のシリンダー高さを確認しまして、このシリンダーは 0.2mm低いです

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カムチェーントンネルの0リングの溝深さを確認、溝深さ 2.0mm以上は

1.1mmのヘッドガスケット、2.0mm以下の場合は 1.3mmのヘッドガスケットになります

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これでやっとベースガスケットの厚みが決まります

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圧縮が高い設定でも低い設定でもピストンの性能を発揮させるには各部の寸法管理とその制度向上に尽きると思いますです




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珍しく寒気を感じまして(鬼の何とか?)何とか葛根湯で復帰しました

今年久々に新作しましたZⅡの69mmのご依頼です、このサイズも色々悩みましたが、やはり圧縮はそこそこ欲しい(個人的に)

無加工の35.0ccヘッドで 11.0:1を少し超えますがそこまで要らない人には落とせば良いだけです、時たま 

36.0ccヘッドが存在しますのでそれへの対策です

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これで圧縮 10.0:1です、久々にノーマルとの比較

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ピンとリングを入れましてノーマルより 40gほど軽くなります

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最近の要望でノーマル並みの圧縮で、との声を聞きますが、キャブ絞り過ぎるのも???ろくな事は無いと思います





思えば長きに渡りヨシムラ時代から活躍してくれましたバルブスプリングコンプレッサー

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が、同じところばかり使いますから遂にロックが外れるようになりました

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今まで文句も言わずに頑張ってくれたのに、このままお役御免も忍びないので再生してみます

要はネジ切りと同じ要領で旋盤でピッチ 1.25で高速で回すだけ

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ひっかれば良いだけなので細かい事は気にしない~、バッチリよみがえりました

後日かる~く焼きを入れれば私が廃業するまでは使えるでしょう?




先日引き上げて来ましたGPZ750Fのドナーエンジンのシリンダー、ちと専用治具に為って貰うべく加工してしまいます

上手く行けば使えるようにと願いを込めまして?

昔はそれなりにそれなりの寸法で仕上がってると思ってましたがこれが土壷の始まりで、意外と出てないのにがっくりでした

でも出てなければ出すしか無いとまずはシリンダー上面を基準にして下面を一発引いて加工基準を作り直します

これがエンジンオーバーホールの基準となります、ところが?

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まあこの位はゼファー750の場合想定内です、0.02mmで消えました、問題は此方で引けて無い面積が大きい

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次でも駄目

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こんな時はダイヤルゲージで測定、0.08mmほど凹んでます、と言う事は後少なくとも 0.1mm引かないと面が出ないと

そう言えば此処からのオイル漏れが酷くここが汚れておりました

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結局基準面は完成しましたがシリンダー高さがだいぶマイナスしてしまいました、実用には難しい寸法ですので治具決定

このシリンダー69.5mmのピストン入ってましたのでオイルストーンで削りまくられたのでしょう、でないとこれだけ部分的に

マイナスする事はありませんから、気を取り直しまして

お次は 1100刀、これも素晴らしくへばり着いております

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こんな時は無理に頑張らないで良いですよ、刃物で削ぎ落とします

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まずは超硬で一発、あくまでシリンダー高さ優先ですのでかる~く引きます、少しカスが残ってもOK

仕上げでダイヤモンドで引きます、はい完成

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とりあえず第一段階終了

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ゼェファー750のカムシャフトカジリヘッドの点検と修正に必要な程度の良いノーマルカムシャフトがいっぱいあれば良いのですが

それでもヘッドが分解されてないとカム山が邪魔して回せないので昨日よりそのロングシャフトの製作しました

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加工長さ 370mm、しかしこの旋盤そんな長物やった事がありませんのでまずはテーパー合わせから?

これが意外と難儀で半日掛かりました、序にどの条件が一番安定して削れるか?この二つを同時に探ってやっと一本完成

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あと二本、Z用のメタル有りと無しの二種類

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流石に370mm間でゼロゼロを狙ったのですが無理でしたが百分の一の範囲には収まりましたので良しとします

この旋盤、150mmの範囲で出せれば良いや、と軽い乗りで使ってましたが

ちゃんと調整してあげれば中々どうして現役バリバリです(いままでごめんなさいね)





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